小豆島の冬を楽しむ|小寒|小豆島と二十四節気

あけまして
おめでとうございます。

ぼくたちが暮らす小豆島・中山は山々に囲まれた中山間地域。
自然に囲まれています。

そんな場所に住むぼくたち。
田舎暮らしは意外とやることも多く、忙しくて大変だなぁとわりと長いこと思っていました。
それでも暮らしているうちにそんな忙しさも前より心地よくなり、便利な街で暮らしていたときとは違う、多くの発見や気づきもあるなぁと思うようになってきました。

どこに住んだとしても楽しいや嬉しい、充実している、だけではない部分があって、結局はそんなところも含めて、気に入ることができるかどうか、みたいな感じなのかもしれません。

そんなこんなで、今の場所に住んで4回目の冬。
冬は水道が凍って、ポリタンクで水を100リットルとか持ってきてもらった年もありました。
今年はどうだろうか・・。

寒い冬があったり、もみじが綺麗なときがあったりすると、風景や自然、気温とか日照時間とかそんなことも自ずと少しだけ気にしながら生きるようになりました。衣替えはいつも少しだけ遅めになってしまいますが、毎年少しずつ季節にあってきました。
それから、田舎暮らしの定番で、雑草を抜いたり、剪定をしたりと庭仕事もやっぱり大変で、さぼりがちなぼくたちも、全然手入れしていない実のなる木々たちを少しだけ手入れしてあげたほうが、気分的に、美味しくなったりすることもわかったり。

すこしずつ季節の移りかわりに合わせた、自分たちらしい心地よい暮らしを見つけることができているのかもしれません。

2021年は、季節をもう少し細かくわけることで、もうすこし気づくことも増えるのでは、と考え、今年は24節気を意識しながら、暮らしてみよかーと思い、やってみることにしました。
24節気とは春、夏、秋、冬それぞれを6つの季節に分けた細やかな季節の名前。

24の季節の中で、ぼくたちの日々の気づきをみなさんにお届けしていけたらと思います。

小寒(しょうかん)

1月5日〜1月19日頃。
「寒の入り」といわれ、これから更に寒さが厳しくなるころ。
小寒から節分までの三十日間のことを「寒の内」といい、寒が明けると立春となり、少しずつ春へと移ろっていきます。
歴生活より一部引用

近頃、特に寒い日が続きます。
いつまで続くのだろうと思いながら、冬は冬の楽しみ
おせちやみかん、煮物などを食べながら暮らします。

2020年は内へ内へと色々なことをためこむ日々でした。
ぼくは、ほぼ毎日、子供と一緒に暮らし働き、もちろん思うようにいかないことばかりでしたが。たくさんの学びがありました。
2021年は、みんなが前へと歩みだせるような年になれば、と心から祈り、お餅やおせちを有難くいただきました。

1月5日
小寒の始まりに麦を踏みました。霜が降りる前に、しっかり麦を踏んであげることで土が圧縮され、根をはりやすくなるそうです。
こんなに強く踏んでいいのか?と思いつつも、力強くみんなで踏みつぶしていきました。

その時に見た冬の太陽に照らされた草木になんだか美しさを感じました。
そして冬はなんといってもゆっくり飲むコーヒーの時間がお気に入りです。

それでは、
今年もどうぞ宜しくお願いします。

店主
上杉 新

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