寒い冬だからできることを。|大寒|小豆島と二十四節気

今年の冬は
久しぶりに冬らしい寒さが続きます。

小寒から寒の内に入り、小豆島も雪が降り、我が家の水道管は3年ぶりに凍りました。3日水が出ないだけでこんなに不便なのか、、と水のありがたみを痛感。
水が出た日、洗い物がどんどん片付いていく様はとっても気持ちよかった。

大寒(だいかん)

先日の小寒から数えて15日目ごろにあたる1月20日。
この頃を二十四節季では大寒と言い、1年中で最も寒いと言われる時季になります。
寒いのはほんとーーに苦手なので、できれば一刻も早く春が来て欲しいのですが、もうしばしの間、冬しかできない楽しみを見つけて日々を過ごしたいなぁと思います。

甘酒の日

1月20日は「甘酒の日」と日本記念日協会で定められているんだとか。
先日新くんがお客さんとの話の中で甘酒の作り方を教えてもらったらしく、甘酒をつくりたいとずっと言っていたのでタイミング良く作ってみました。
材料は麹、お米、水。
お米は以前にいただいた中山のお米。
麹は小豆島ではおなじみ森さんの麹。
お水は中山の湧き水。

甘酒を作ろうと思ったのは、このお水のこともあって、
寒の内に汲んだ水のことを「寒の水」と言い、この時期に汲んだ水は雑菌も少なく体にも良いとされているらしく。長期保存にも向いているとされ、「寒の水」で作られて味噌、醤油、酒は腐らないと言われているらしいです。中でも寒の入りから9日目に汲んだ寒九の水は薬にもなるといわれるほど。こんな風に季節に合わせた保存食作りを生活に無理なく取り入れていきないなぁ。

初めての甘酒作り。結果はまずまず。
翌日集まった仲間たちに甘酒を味見してもらいました。ちょっと濃かったので来年はもう少し薄めに。
お湯で割ってもいいし、豆乳で割っても美味しそう。

大寒は冬の季節の最後の節気です。
次からはもう春の節気へ。
そういえば庭の草木には新しい芽が出ています。

上杉 道代

Share This

Copy Link to Clipboard

Copy