立春を感じて
僕たちが、二十四節気の節目で数え始めて3回目の「節気」。それは立春。僕でもしってる日本の暦です。
春、夏、秋、冬の4つの季節で考えるとまだまだ冬なのに、どうして立春なんだろうと小さい頃から感じていたことが、山の中で暮らすようになりなんとなくわかるようになりました。
僕たちが住む小豆島・中山。
極寒から少しずつ暖くなり、3枚重ねて着ていたインナーも2枚になりました。
この季節になると、鳥の鳴き声も聞こえはじめてきたりと、山が色づいてきたりと、少しずつ春への移ろいを感じ始めます。
静から動へ。
止まっていたものが動きはじめ、
ゆっくりと春に向けて支度を始める植物たち、そんな日々のゆっくりとした変化。ちゅんちゅんとさえざる小鳥たち。
梅の蕾が膨らむ。
植物たちがすこしずつ芽吹いてきたり、山の色も少しずつ色づきはじめ、紅葉はピンクの枝が生えてきて、苔が日差しを浴びて気持ちよさそうにしています。
柔らかく暖かい春の光は気持ちよくて、日光を浴びてるとなんだかポカポカしてきます。
立春について
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旧暦では、一年のはじまりは立春からと考えられていました。そのため、節分や八十八夜など、季節の節目の行事は立春を起点として定められています。梅の花が咲き始め、徐々に暖かくなり、春の兆しがところどころで見られます。
暦生活より
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この季節にむけて、
支度を始める植物たち。
桜を見て感じる春の季節にむけて支度をはじめる植物を眺めながら、梅の剪定や草をむしったり、春にむけて僕たちも庭仕事の支度を始めていきたいと思います。
諦めずに少しずつ
毎年、綺麗にし続けたいと思い続けて、どうしても夏の暮れ頃には雑草がぼうぼうになってしまう、庭。でもすこしずつ、この季節に草を刈ると次の草が生えにくいとか、草刈機の刃はコレがいいとか。色んな人にいろいろなことを教えてもらって、ためしてみて、すこしずつ庭仕事が上手になっている気がしています。いまは、特訓中と考え、草ぼうぼう状態になっても挫けず、毎年続けていきたい。
季節の変化を楽しみながら過ごす
一年でもっとも美しく変わりゆくこの春の季節。日々暮らす中、いままで見ていなかった色々な所。いつもよりゆっくり眺めて、ゆっくり呼吸して、しっかり日々の変化を全身で感じる。そんな春に今年はしていきたい。